2019年5月25日(土)
大阪 志位委員長ら訴えに共感
財源ある「ほんまや」
実態に沿う政策いいね
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「参院選での日本共産党の躍進と、たつみ勝利で、安倍政治にさよならし、日本と大阪の希望を切り開こう」―。23日夕、大阪市・なんば高島屋前を埋めた聴衆は、志位和夫委員長、山下よしき副委員長・参院議員(比例予定候補)、たつみコータロー参院議員(大阪選挙区予定候補)らの力を込めた訴えに聞き入りました。
演説後も宣伝カーに向かって大きく手を振り続けていた女性(61)=大阪市=は、志位委員長が訴えた「くらしに希望を―三つの提案」について「富裕層や大企業への応分の負担など、消費税に頼らなくても財源はあるという話がとてもよくわかった。周りにいた人たちからも『ほんまや』という声が上がっていました」。
女性(67)=大阪市=は「以前、息子が働いていたところがまさにブラック企業で、いまにも倒れそうになっていました。過労死がなくならないってダメでしょう。普通に働けばちゃんと暮らせるという社会であってほしい」。
「働き方の話は具体的で、要求に沿って打ち出された政策だとよくわかった」と男性(34)=吹田市=。「消費税増税に頼らない財源の話は、実態から展望を語っていたのが良かった」と感想。「共産党は教条的だ、かたいと言われるが、現場の声からできあがった政策はいいと思う」と話すのは女性(67)=和泉市=。「野党共闘は大事。全部同じでなくても手を握れる相手とは握って、安倍政権に対抗する議席を増やしたい」
「そうなんや、暮らしのための7・5兆円の財源って政治の姿勢でつくれるんや。大金持ちや大企業にちゃんと税金払ってもらえば」と話すのは、自営業者の58歳と54歳の女性2人組。「なんか、いまの政治にもやもやしていて、元気になりたくて」泉佐野市、岸和田市から話を聞きに来ました。「安倍さんの政治は腹が立つことばかり。改憲にぐっと向かうんじゃないかと怖い」「丸山(穂高衆院議員)の『戦争』発言は、絶対に個人的な発言じゃない。維新の体質だよね」「でもなんで、大阪では維新がこんなに強いんやろ」「共産党の政策はとてもいいのに、まだまだ届いていない。どうしたら届くんやろか」と話が尽きませんでした。