2019年4月23日(火)
秋田市議選4氏全員
陸上イージス争点 議席倍増
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秋田市の陸上自衛隊新屋(あらや)演習場への陸上イージス配備が争点となった秋田市議選(定数36、3減)。共産党の佐藤純子、鈴木知=以上現=、佐藤広久=元=、奈良順子=新=の各氏は、配備反対を強く訴えて全員当選を果たし、議席を2から4へと倍増させました。
配備計画の賛否を明らかにしていない秋田市長が市議選の結果を判断材料の一つにすると公言する中、共産党の躍進で配備撤回を迫ろうと訴えました。国保税・介護保険の負担軽減など命と暮らしを守る公約も共感をよび、投票率が8・46ポイント下がる中、得票数・率ともに伸ばし衆院選比例の102・63%、1万171票を獲得しました。
当選した4氏は22日、JR秋田駅前の街頭から選挙結果を報告。「陸上イージスに反対する多くの住民・市民の声をしっかり受け止め、配備撤回へ全力で頑張ります。消費税10%中止へ、参院選でも命とくらし、平和を守れの声を高めていきましょう」と呼びかけました。
バス待ちや通行中の人たちから拍手が起こり、宣伝カーに近寄ってきた男性は「全員当選して本当に良かった。頑張れ」と激励の声を寄せました。