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2019年4月17日(水)

衆院大阪12区補選 学費・奨学金で対話

宮本候補が街頭で学生と

四條畷学園周辺

写真

(写真)大学生に語りかける宮本たけし候補=16日、大阪府大東市

 「野党結束で、もっと学生のみなさんに夢や希望がある政治を開くことができると思います」―。衆院大阪12区補選(21日投票)の宮本たけし候補(無所属)は16日、学校法人「四條畷学園」(大阪府大東市)周辺での街頭宣伝で、高学費や奨学金の問題を語りました。宮崎岳志元衆院議員も応援に駆け付けました。

 宮本候補は、道行く学生に対し「4年間大学に通えば500万円。奨学金を借りれば借金になり、それを背負って社会に出なければならない」と訴えました。学生たちと対話となり、宮本候補はヨーロッパでは学費無料が当たり前で、日本の学費が異常なほど高いことを説明。女子学生の一人が「学費めっちゃ高い。何とかしてほしい」と声を上げました。別の女子学生(18)は「有利子と無利子では返済する金額は何十万円も違う。無利子の奨学金をとるための成績基準は厳しい」と嘆きました。

 宮崎氏は「安倍政権を倒せば、消費税引き上げも憲法改正も止まり、国民が抱えている問題は解決に向けて大きく前進する」と訴えました。

 宮本候補の訴えを聞いた女子学生(19)は「すごくいい人だと感じた。無利子奨学金実現で、平等に大学に行けるようにしてほしい」と語りました。


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