2019年4月16日(火)
志位委員長が離任の韓国大使と懇談
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日本共産党の志位和夫委員長は15日、離任のあいさつのため党本部を訪れた李洙勲(イ・スフン)駐日韓国大使と懇談しました。
李大使は、1年半の在任中、北東アジアの平和構築、日韓関係などで志位氏と良い話し合いと交流ができたと感謝を述べ、朝鮮半島の平和プロセス、日韓両国の友好関係を前進させるために今後も協力をお願いしたいと語りました。
志位氏は、在任の労をねぎらい、帰任後の新たな仕事での成功を願っていると述べました。また、朝鮮半島の非核化と平和体制の構築については、「その目標を明確にした包括的合意をかわすとともに履行は段階的に進めることが大切だと思います」と語りました。日韓両国の関係改善については、日本が過去の植民地支配への真剣な反省とそれを行動に移すことを根本に置くべきだと述べました。
李氏は、「朝鮮半島の平和プロセスを前進させるためには平和を求める日韓両国の世論、協力が大切です」と話しました。志位氏は、「このプロセスの推進力は、平和を求める各国国民の世論と運動にあります。私たちも引き続き力をつくしたい」と表明しました。
志位氏は、最近の韓国での大規模な山火事についてお見舞いを伝えました。
懇談には、日本共産党から緒方靖夫副委員長、田川実国際委員会事務局長、韓国大使館から李正鎬(イ・ジョンホ)1等書記官らが同席しました。