2019年4月13日(土)

米朝首脳会談へ協力

米韓首脳が確認

　【ワシントン＝遠藤誠二】トランプ米大統領と訪米した文在寅（ムン・ジェイン）韓国大統領の首脳会談が１１日、ホワイトハウスで開かれ、両首脳は、朝鮮半島の非核化にむけた３回目の米朝首脳会談を実現させるため協力することを確認しました。

　トランプ氏は、「金正恩（キム・ジョンウン＝国務委員長）との関係はとても強い」「（３回目の首脳会談は）ありうる」と述べて米朝首脳会談への意欲を示した上で、「一歩一歩進む。早くは進展しない。早く進めると適切な合意とはならない」と述べました。

　文氏は、２月に開かれたベトナム・ハノイでの２回目の首脳会談は「より大きな合意にむけた大きなプロセスの一部だ」と指摘し、「われわれの仕事は、（北朝鮮との）対話にむけた機運の維持であり、３回目の米朝会談が近く行われるという楽観的な見通しを持っていることを国際社会に示すことだ」と述べました。