2019年4月12日(金)
F35墜落 原因の徹底究明と飛行停止を
志位委員長が主張
日本共産党の志位和夫委員長は11日の記者会見で、航空自衛隊のF35Aの墜落事故について、原因の徹底究明と、全ての同型機の飛行停止が必要だと主張しました。
志位氏は、日本共産党の宮本徹議員が2月15日の衆院予算委員会で、米国の政府監査院の報告書でF35の未解決の欠陥が966件(2018年1月時点)あり、うち100件以上が飛行の安全性にかかわる重大な欠陥と記されていることをあげて警告を発していたことを指摘。にもかかわらず、政府は飛行の安全性に及ぼす影響はないと取り合わなかったとして「警告を無視して飛ばし続けてきた政府の責任は重い」と批判しました。
そのうえで、志位氏は、事故原因の徹底究明、同型機の飛行停止とあわせ、「重大な欠陥が多数指摘されている戦闘機を100機も“爆買い”することは根本的に見直す必要がある」と述べました。