2019年4月4日(木)
カジノ反対タッグ
石川知事候補 松橋道議候補 訴えに人垣
誘致候補地の北海道苫小牧
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国言いなり、自民・公明主導の北海道がカジノ誘致の候補地に上げる苫小牧市で「街を賭博場にするな」と怒りが広がる中、市民と野党統一の石川ともひろ知事候補(45)=新=は3日、市内で日本共産党の松橋ちはる道議候補(36)=新=と並んで訴えました。
定数3をめぐって自公の現職と共産党がしのぎを削る大激戦となっている苫小牧市区。石川候補は、苫東厚真火力発電所や泊(とまり)原発に頼るのではなく苫小牧で有機性資源のバイオマスプラントを造れば経済の活性化につながると指摘。「IR(統合型リゾート)のカジノではなく、子どもたちが喜ぶ施設を造りましょう。松橋道議誕生へ私も頑張ります」と訴えると、「その通り」と歓声と大きな拍手が湧き起こりました。
松橋候補は「カジノ誘致に反対する石川知事を当選させてください。私も最後まで全力を尽くします」と訴え。「こどもの未来にカジノはいりません」の横断幕や、「カジノ誘致はダメ」のプラスターを掲げ、沿道は人で埋め尽くされました。
市内に住む女性(81)は「自公道政はカジノに賛成してきたけれど、私は絶対反対です。子どもたちの将来のためには百害あって一利なし、何の役にも立たない。石川さん、松橋さんを必ず当選させたい」と意気込みました。