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2019年3月22日(金)

ミサイル基地配備ノー

沖縄・宮古島 市民が集会とデモ

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(写真)陸自ミサイル基地配備ノーの声を上げながら行進する市民、瀬長県議(右)、赤嶺衆院議員(手前右から2人目)=21日、沖縄県宮古島市

 沖縄県宮古島市への陸上自衛隊ミサイル基地と関連部隊の配備に反対する市民は21日、同市内で抗議集会とデモ行進を実施し、「地対空・地対艦ミサイルの配備反対!」「基地建設工事を中止しろ!」などとシュプレヒコールを上げて、宮古島の軍事基地化に対する住民のノーの意思を示しました。

 政府が建設工事などを強行し続ける同市上野野原(うえののばる)の陸自ミサイル基地に、警備部隊約380人の配置が26日に予定。その後に地対空・地対艦ミサイル部隊の配備が予定されています。

 当初の防衛省側の説明にはなかった同基地でのヘリの離着陸、燃料タンクや弾薬庫の設置なども判明し、住民の合意や不安の解消はないまま、配備に向けた準備が進められています。

 「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」の仲里成繁(せいはん)共同代表は、「あきらめることなく戦争のための施設配備には、反対していく」と訴え、島外・全国的な支援を呼びかけました。

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は行進前の集会で「軍事によるにらみ合いを続ければ、エスカレートするしかなくなる。ここで止めなければ本当に軍事の島になってしまう」と強調。「憲法9条による平和外交で解決する政治の道筋をつくるため、声を上げ続けることが大事。みなさんの声を代表して私も国会でたたかう」と決意を表明しました。

 日本共産党の瀬長美佐雄県議、上里樹市議も参加しました。


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