2019年3月17日(日)
米国各地で若者集会
連邦議会前 トランプ政権抗議
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【ワシントン=池田晋】米国の首都ワシントンでは15日、授業をストライキした中学生や高校生を中心とした若者らが連邦議会の議事堂前に集まり、地球温暖化を否定するトランプ政権に抗議し、野心的な対策を進めるよう求める集会が開かれました。
集会で若者らは「私たちの空気、水、地球だ」「化石燃料をなくそう」とコール。「地球の代わりはない」などと書かれた手作りのプラカードが林立しました。史上初のイスラム教徒女性として昨年当選した、民主党のイルハン・オマル下院議員(ミネソタ州)が駆けつけ、あいさつしました。
首都近郊メリーランド州の高校に通うエーロム・ソロモンさん(17)は「おとなたちが残した温暖化と10年後に私たちがたたかわないといけないなんて、公平じゃない。議員たちはおとなとしてもっと積極的に変革を追求するべきだ」と話しました。
米メディアによると「気候ストライキ」は米国のほとんどの州で取り組まれました。