2019年3月6日(水)
デニー知事とカジワラさんが面談
辺野古工事停止署名運動に感謝
デニーさん「世界にうねり広がった」
カジワラさん「民意支える貢献したい」
玉城デニー沖縄県知事は5日、先月の県民投票までの同県名護市辺野古米軍新基地建設の工事停止を米ホワイトハウスに求める電子署名を呼びかけた、ハワイ在住の沖縄系日系人のロバート・カジワラさんと県庁で面談しました。デニー知事は署名運動に感謝を述べ「ぜひこれからも力を貸してください」と呼びかけました。
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デニー知事は、21万人超の署名が集まったことに「辺野古(新基地問題)を知らない人たちの関心を呼び、大きなうねりとなって世界に広がった」と強調。「県民投票で若い人たちが自分で考えて投票したいという気持ちになったことにも、効果や影響を与えた」と述べました。
カジワラさんは「県民投票の大成功に感謝を述べたい。県民投票が終わった後も、辺野古反対の民意を支えるために貢献したい」と応じました。
カジワラさんは、県民投票で新基地建設反対の圧倒的民意が示されたことを受けて、建設中止を求める第2弾の電子署名を始めたことを紹介。「沖縄の問題では何でも協力していくつもりだし、辺野古の工事は必ず止められると自信を持っている」と語りました。
ミュージシャンでもあるカジワラさんは自らの音楽CDをデニー知事にプレゼントし、音楽の話題で盛り上がりました。デニー知事は「ウチナーンチュのチムグクル(沖縄の人の真心)は万国津梁(ばんこくしんりょう)だ。一緒に世界に橋をかけよう」と述べ、固い握手を交わしました。