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2019年2月19日(火)

運用停止「約束守れ」

普天間基地前で住民が抗議

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(写真)「約束守れ」「いますぐ返せ」と声を上げる人たち=18日、沖縄県宜野湾市

 安倍政権と沖縄県が2014年に約束した、米軍普天間基地(宜野湾市)の「5年以内の運用停止」の期限となる18日、同市大山にある基地ゲート前には「島ぐるみ会議・ぎのわん」のメンバーなど住民ら約50人が集まり、「普天間は今日でおしまい」などと書かれたプラカードを手に「約束守れ」「今すぐ返せ」と声を上げました。

 ゲート前近くの公園で行われた抗議集会では、宜野湾地域に住む住民などがマイクを握ってスピーチしました。参加者は「日本政府は、沖縄県民の声を聞こうともせず、普天間基地の固定化につながる辺野古新基地建設を強引に進めようとしている」と強調。辺野古の海の埋め立てを許さない圧倒的な民意を県民投票(24日開票)で示し、普天間基地も閉鎖・撤去させようと力を込めました。

 「普天間基地から爆音をなくす訴訟団」団長の島田善次さんは、県民にうそをついた安倍首相を厳しく批判し「私たちはあきらめず、団結して声を上げ続けよう」と語りました。

 同市に住む女性(69)は「約束を当然のように守らない日米両政府に怒りしかありません。黙っていたらこの状態がずっと続く。一日も早く沖縄から米軍基地が無くなるよう行動し続けます」と話しました。


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