2019年2月17日(日)
辺野古 護岸建設 海上から抗議
県民投票成功への弾みに
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沖縄県の「ヘリ基地反対協議会」は16日、名護市辺野古で、沖縄防衛局が1月末からN4護岸の建設を開始したことに抗議する「2・16海上大行動」を行いました。「辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票」成功も訴えました。
抗議船7隻とカヌー約40隻
午前9時ごろ、N4護岸付近に抗議船7隻とカヌー約40隻が集まり、「サンゴをころすな」「海を埋め立てるな」「違法工事をやめろ」「負けてはないびらんどー(負けてはなりませんよ)」とシュプレヒコールの声を上げました。海上の波風が穏やかな分、資材の砕石を投げ込む音がドドドッと何度も周囲に響き渡りました。
海上集会が行われ、抗議船やカヌーに乗る6人が「安倍政権の強行を許さない」「海は県民の財産だ」とリレートークしました。辺野古の軟弱地盤の問題を念頭に「見通しもなく続ける、この工事はおかしい」と訴える人もいました。
抗議船船長の金井創さんは「改めて現場から声をあげることで、県民投票成功への弾みにしたい。行動が終われば、私も含めみんな自分の地域で県民投票成功のためにがんばる。圧倒的な埋め立てノーの民意を確定させ、全国の世論を変えていきたい」と語りました。