2019年1月22日(火)
政党機関紙購読調査やめよ
金沢市長に6団体要請
思想・良心の自由にかかわる
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石川県の、憲法を生かす県政をつくる県民の会(県民の会)や新婦人石川県本部、県労連など6団体は21日、金沢市役所を訪れ、山野之義市長宛てに「政党機関紙の購読調査の中止を求める要請」を行いました。市の紙谷勉総務課長が応対しました。昨年12月の金沢市議会で自民党議員が、市職員の政党機関紙購読を問題視する発言を行い、山野之義市長が実態調査をすると約束した問題です。
各団体から7人が参加し「この問題は憲法が保障する『思想および良心の自由』にかかわる重大問題」と強調し、憲法と民主主義に照らして違憲・違法な職員への政党機関紙の購読調査を中止するよう要請しました。
紙谷課長は「申し入れの趣旨は市長に伝えます」と答えました。
県民の会の木村吉伸事務局長は「市職員が政党機関紙を購読し、情報を入手して職務に生かすことは大いに尊重されるべきことで、批判されるようなことではない」と述べました。