2018年12月12日(水)
大阪万博に期待する人もしない人もカジノ・大阪都はノー
共産党大阪府委が声明
日本共産党大阪府常任委員会は11日、「『大阪万博』に期待する人も、期待しない人も、『カジノはノー』『大阪都はストップ』―この一致点で府民多数派をつくり、『維新政治』の転換を」との声明を発表しました。
2025年万博の大阪開催決定について、歓迎の声の一方で「なぜ万博がカジノとセットなのか」「巨額の府・市民負担が待ち受けているのではないか」などの懸念の声が上がっています。
声明では、大阪維新の会の松井一郎大阪府知事、吉村洋文大阪市長が、(1)「大阪万博決定」のなかで、「IR(カジノ)誘致」をまるで既成事実として押し付けてきている(2)「大阪万博」をテコに、行き詰まる「大阪都」構想を無理やりおしすすめようとしている―ことは見過ごせないと批判。府民世論は、カジノの大阪誘致に反対が多数で、「大阪都」は15年の住民投票で決着がついているうえ、いまも世論は反対多数だと指摘。「カジノはノー」「大阪都ストップ」の一致点で力をあわせ、世論を大きく広げようと呼びかけています。「カジノより暮らし、福祉」の声を大きく広げ、「大阪万博」のあり方についても「夢洲(ゆめしま)での開催」「事業費膨張と府民負担増」への懸念、その打開策について対話・討論を広げようと訴えています。