2018年10月30日(火)
改憲「反対」9ポイント急増
首相 暴走発言強めるたびに
「日経」世論調査
「日経」の最新世論調査(26、27両日実施)で、安倍晋三首相が狙う改憲のための「国民投票」の時期はいつがいいかとの質問に対し、そもそも「憲法改正には反対だ」が最多の37%を占め、前回の緊急世論調査(2、3両日実施)より9ポイントも急増したことが、29日付同紙の報道で明らかになりました。
安倍首相は、自民党総裁選で3選されて以来、自衛隊観閲式(14日)で自衛隊明記の9条改憲を事実上宣言したほか、臨時国会召集にともなう衆参両院での所信表明演説(24日)でも憲法審査会を動かすよう求めるなど、国会と自衛隊に改憲の号令をかける異常な暴走を開始しています。
今回の世論調査結果は、安倍首相が改憲に前のめりの異常な暴走発言の度合いを強めるたびに、逆に改憲への世論の慎重論が強まっていることを示しています。