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2018年9月28日(金)

日朝交渉は日朝平壌宣言の精神で

志位氏

 日本共産党の志位和夫委員長は27日、国会内での会見で、記者団から、国連総会での演説で安倍晋三首相が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との対話に真剣に意欲を示したことについての受け止めを問われ、「私は、かねてから日本政府としても北朝鮮との対話に真剣に取り組むべきだと求めてきた。(2002年の)日朝平壌宣言の精神に立った積極的な対応を求めたい」と語りました。

 志位氏は「日朝平壌宣言の精神とは、核・ミサイル、拉致、過去の清算、つまり日朝間の諸懸案を包括的に解決して国交正常化に進もうというものだ。包括的な解決とは、いわば優先順位をつけないで全てをテーブルの上にのせて同時に解決して先に進もうという外交の知恵だ」と指摘。「この日朝平壌宣言の精神に基づいて取り組むことが、日朝交渉、日朝会談を行っていく上での成功のカギになる。立派なロードマップがあるのだから、ぜひそれに基づいて取り組んでほしい」と述べました。


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