2018年8月15日(水)
大阪・京橋空襲被災者を追悼
小学生「平和学ぶ」
宮本衆院議員、清水前衆院議員参加
|
大阪市のJR京橋駅南口で14日、「第64回京橋駅空襲被災者慰霊祭」が行われ、猛暑の中、遺族や関係者ら約350人が参列しました。日本共産党の宮本岳志衆院議員、清水忠史前衆院議員も出席しました。
73年前の終戦前日の1945年8月14日午後0時半ごろ、大阪空襲最後の攻撃で、数個の1トン爆弾が京橋駅を直撃。列車とホームにいた乗客500人から600人が犠牲になったとされています。
JR京橋駅の渡辺弘幸駅長らがあいさつしました。
同駅に近い市立聖賢小学校の6年生5人が平和の願いを込めて作文を読み上げ、「二度と戦争の悲劇を繰り返さないために、戦争の悲惨さを知り、平和の大切さを学んでいきたい」と話しました。
空襲の時、隣の森ノ宮駅で列車が止まり、駅の防空壕(ごう)に避難したという男性(88)=大阪府交野市=は「戦争は絶対にしたらあかん。憲法9条を変えようとしているが、9条は日本の誇り。変えるべきではない」と述べました。