しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年6月20日(水)

厚労関係3法案を提出

介護・保育士処遇等 6野党・会派共同

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(写真)向大野新治衆院事務総長(左から6人目)に厚労3法案を提出する野党議員。右から3人目は高橋千鶴子議員=19日、国会内

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党、無所属の会、自由党、社民党の6野党・会派は19日、厚生労働関係の議員立法3法案を衆議院に提出しました。共産党からは提出者に名を連ねた高橋千鶴子議員が参加しました。

 法案は(1)介護士処遇改善(2)保育士処遇改善(3)産後ケアセンター設置―に関する3本です。

 (1)は、介護・障害福祉従業者の賃金を1人当たり月1万円引き上げる法案。引き上げ対象に介護・障害福祉従業者以外の職員を含める場合は月6千円になります。

 (2)は、保育士の賃金を1人当たり月5万円引き上げるもの。また、保育事業者に対し経費にかかる人件費比率の公表を求めます。

 (3)は、産後4カ月までの母子が短期入所できる「産後ケアセンター」を児童福祉施設として位置付け、母親が助産師などの助言や支援を受けられるようにするための法案です。子育て経験の少ない母親の不安を取り除く体制づくりが狙いです。

 高橋氏は「介護や保育の担い手の処遇改善はまったなし。産後ケアも昨年、助産師がかかわる大事さを質問して求めました。6野党・会派が暮らし密着の課題を取り上げていることは重要で、ぜひ審議入りを求めたい」と語りました。


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