2018年6月13日(水)
「カジノ」審議打ち切り
4野党1会派 厳しく抗議
衆院内閣委
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刑法が禁じる賭博場・カジノを解禁するカジノ実施法案を審議している衆院内閣委員会は12日、理事懇談会を開き、山際大志郎委員長(自民党)が13日の委員会で質疑を打ち切り、採決する日程を職権で決めました。日本共産党、立憲民主党、国民民主党、自由党、無所属の会の野党4党1会派はこれに抗議し、徹底審議を求めました。
野党4党1会派の同委理事・委員はその後開いた共同記者会見で、地方・中央公聴会、参考人質疑を含め国民の声を聞くことなど4点を再度要求しました。
日本共産党の塩川鉄也議員は、カジノ事業者による貸金業務やカジノ管理委員会の“推進機関化”への懸念などをあげ「米国など海外カジノ企業の要請にこたえる『カジノ事業法』の具体化であり、国民の暮らしを損なう重大問題だ」として、「国民の理解は得られていない。徹底審議を求める声にこたえて野党は力を合わせていく」とのべました。