2018年6月7日(木)
森原国際委員会副責任者
インド共産党(マルクス主義)政治局員と会談
インドを訪問中の森原公敏日本共産党国際委員会副責任者は5日、ニューデリーのインド共産党(マルクス主義)=CPIM=本部を訪問し、プラカーシュ・カラート政治局員と会談しました。
カラート政治局員は、今年4月に開いたCPIM第22回大会の論議と決議について説明。貧富の格差と宗派対立拡大の政治を続けるインド人民党(BJP)ナレンドラ・モディ政権の打倒の課題についてのべ、来年5月に予定される総選挙でCPIMとともに「国民会議派」、地域政党による野党連合の可能性が政治の焦点となってきていると強調しました。
森原氏は、安倍政権の憲法改悪のもくろみ、国会での虚偽答弁や公文書の改ざんなど国民主権と議会制民主主義を踏みにじる政治に対抗する野党協力の発展、来年の参議院選挙で与党を少数に追い込むための野党協力の取り組みなどについて説明しました。
双方は、朝鮮半島非核化の動きや太平洋・インド洋規模の平和と安全保障をめぐる関係各国の動向についても意見を交換しました。(ニューデリー=佐伯一郎国際局員)