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2018年5月29日(火)

石垣陸自配備中止を

市民連絡会 沖縄防衛局に要請

赤嶺議員も参加

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(写真)要請書を中嶋局長(右)に手渡す上原共同代表、赤嶺氏(左端)ら=28日、沖縄防衛局

 石垣島(沖縄県石垣市)への陸上自衛隊ミサイル基地配備計画に反対する「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」は28日、沖縄防衛局で中嶋浩一郎局長に、同配備ありきの手続きの中止・撤回を求める小野寺五典防衛相あての要請書を手渡しました。日本共産党の井上美智子市議、赤嶺政賢衆院議員も要請に参加しました。

 防衛省は4月下旬、配備にかかわる調査などの入札公告の実施を市に伝えています。

 上原秀政共同代表らが提出した同要請書では、3月の市長選で予定地の配備撤回や配備自体の反対を掲げる2候補の合計得票が、配備に理解を示す現市長の得票を上回ったことなどで民意は示されていると強調。市長や市議会の正式な配備受け入れ表明もない段階での入札公告は、「地方自治を踏みにじる暴挙」と抗議しています。

 中嶋局長は、配備について「着実に進めていく必要がある」と述べ、入札公告も強行する姿勢を示しました。

 赤嶺氏は、国会でも配備計画の詳細について、さらに追及していく考えを示しました。

 市民連絡会は同日、翁長雄志知事や新里米吉県議会議長あてに、県と県議会が配備に向けた手続きに反対の立場を示すよう求める要請書を提出しました。


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