2018年2月23日(金)
学費減へ助成増こそ
私大教連が院内集会
日本私立大学教職員組合連合(私大教連)は22日、衆院第2議員会館で、私大生の学費負担軽減と私大助成の増額を求める集会を開催しました。
あいさつした丹羽徹委員長は、私大生は厳しい状況におかれ、その負担を軽くする必要があると指摘。無償化にむけた一歩として私大助成の拡充、学生負担を軽減する奨学金制度の確立を求めていきたいと語りました。
子どもが理工学部に通っている保護者は、私大進学への負担から、子どもから「ごめん」といわれたと、涙をこらえながら紹介し、「安心して学べる環境をつくってほしい」と語りました。都内の私大に通う男子学生は、1~2年生時には、週6回、夜遅くまでアルバイトして、翌朝の講義に出た経験や、静岡から都内に通う友人もいると話しました。女子学生は、友人がアルバイトで休みがとれず、単位も取得できなくなり、大学をやめざるをえなかったと語りました。
集会後、参加者は国会議員に要請。日本共産党の畑野君枝衆院議員、立憲民主党の日吉雄太衆院議員らがあいさつしました。