2018年2月11日(日)
平昌五輪開会式
「平和の契機になることを願う」
志位委員長が感想
日本共産党の志位和夫委員長は9日、同日に韓国江原道で行われた平昌冬季五輪の開会式に出席した感想を問われ、「韓国と北朝鮮が共同して行進したさい、会場は総立ちで大歓声になりました。この一歩が、朝鮮半島、北東アジア、世界の平和の契機になることを心から願います」と述べました。
さらに、国際オリンピック委員会(IOC)バッハ会長が韓国と北朝鮮による南北共同入場について、「南北朝鮮の選手団は、平昌から全世界に向けて力強い平和のメッセージを送った」とたたえ、「多様性の中での結束は、分断しようとする力よりも強い」と強調したことについて、志位氏は、「とても印象的で感動的な言葉でした。『分断する力』を乗り越え、この五輪が世界の平和の契機になることを強く願います」と語りました。
志位氏は10日、羽田空港に到着し、帰国しました。