2024年9月18日(水)
学費無償へ府の支援を
堀川予定比例候補ら知事に要請
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日本共産党京都府委員会「学費ゼロプロジェクト」と党府議団は17日、府知事宛てに、高等教育の無償化を求める要望書を提出しました。堀川あきこ衆院近畿比例予定候補と、田中富士子府議、現役の大学生・大学院生らが参加しました。
堀川氏は取り組んだアンケートに「子ども2人を大学に進学させて、貯金がゼロに」(60代・保護者)、「3日連続の深夜バイトで寝ていない」(学生)など深刻な声が寄せられたと紹介。国へ支援を求めるとともに、府としても独自の支援制度創設をと求めました。
参加した学生らは「4回生だが、卒業したら460万円の返済が始まる。将来が不安」「研究者とか学芸員を目指したいが、奨学金の返済のめどが立たず、夢を諦めている」など実態を伝えました。
京都府の担当者からは「府立2大学の学費は現時点で値上げの計画はない」「(奨学金の支給対象から外された人数を)公表できるか、検討したい」との回答がありました。