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2024年9月17日(火)

ジェンダー平等実現へ学習懇談

党京都府議団開催 岡野同志社大学大学院教授が講演

倉林氏が発言

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(写真)講演する岡野八代・同志社大学大学院教授=16日、京都市

 日本共産党京都府議団は16日、京都市内で「いまこそ賃上げ!男女賃金格差の是正 真のジェンダー平等社会を」と題した学習懇談会を開催しました。岡野八代・同志社大学大学院教授が講演。倉林明子参院議員や京都総評、新日本婦人の会京都府本部など各団体が報告・発言しました。

 岡野氏は、日本に限らず、男女の賃金格差が残されている問題の根本に「料理や掃除、子育て・介護など、社会を機能させる必要不可欠なエッセンシャルワークが、女性によってより多く担われ、その多くが無償・低賃金という実態がある」と指摘。「ケア労働」への過小評価の問題を解決することが、ジェンダー平等を実現するカギだと強調しました。

 日本では家事労働の分担が女性に偏りすぎている問題とともに「そもそも労働時間が長すぎ、男性が家事労働をする時間が無さすぎる」と指摘。日本共産党の志位和夫議長が出版した、共産主義と自由時間に関する著書にも触れ、抜本的な労働時間の短縮が必要と訴えました。

 倉林氏は「共産党は、綱領にジェンダー平等の実現を掲げている」とのべ、共産党の国会論戦で男女賃金格差の公表や非正規公務員の処遇改善などを実現させたと紹介するとともに、「総選挙で日本共産党をのばし、ジェンダー平等の日本を実現しよう」と訴えました。


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