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2024年9月15日(日)

豪雨災害対策 国に要請

党山形県委と高橋・岩渕氏

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(写真)東北地方整備局(左)へ要請する参加者=13日、仙台市

 日本共産党山形県委員会と党県議団は13日、仙台市にある国土交通省の東北地方整備局と東北運輸局に、山形県が甚大な被害を受けた7月の豪雨災害の対策を要望しました。

 山形県の調査によると、この豪雨による建物被害は2100件、公共土木施設や農林水産などの被害は900億円以上にのぼります。

 山形県から山田まもる衆院山形3区予定候補、石川渉県議、酒田市の市原栄子、斎藤周(ひろし)の両市議、戸沢村蔵岡に住む斉藤秀勝さんが参加。高橋ちづ子衆院議員、岩渕友参院議員が同席しました。太田俊男党県書記長が要望の趣旨を説明しました。

 過去に二度の浸水被害に遭っている蔵岡地区では、昨年に輪中堤が整備されたものの最上川が越水し、地区全体が浸水。斉藤さんは輪中堤整備と並行で暫定堤防のかさ上げや補修は可能だったと指摘し、防災集団移転への支援を要望。70センチ高い完成堤防であれば越水が防げたのではないかと問いました。

 市原市議は、排水ポンプが正常に作動したか市民から疑念が寄せられているとし、データを示すよう要求。国交省側は今後改めて説明会を開き、そこで示すと回答しました。

 高橋議員は「忌憚(きたん)ない意見交換ができたと思います。今日だされた意見が生かされ、貴重な成果につながることを期待しています」と話しました。


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