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2024年9月14日(土)

自民総裁選

裏金議員21人が推薦人

高市氏が最多13人

 12日に告示された自民党総裁選(27日投開票)の候補9氏のうち5氏の推薦人に計21人の裏金議員が名を連ねていることが分かりました。同党派閥の裏金事件で政治資金収支報告書への不記載があった議員は、自民党の自己申告調査でも80人以上。裏金議員全体の4分の1が推薦人となるなど、なお影響力を及ぼしていることを示しています。党員資格停止の処分を受けた一部議員を除き、裏金議員が投票権をもっている状況での選挙となります。(表)

 推薦人に裏金議員が最も多いのは高市早苗経済安全保障担当相の13人で、次いで加藤勝信元官房長官の4人、茂木敏充幹事長の2人、小泉進次郎元環境相と上川陽子外相の各1人と続きます。高市氏は9日の立候補会見で、裏金議員の要職起用や選挙での公認の意向を問われ、「決着した処分を総裁が代わったからといって、ちゃぶ台返しするのは独裁だ」と開き直っていました。

 小林鷹之前経済安全保障担当相には推薦人に裏金議員はいませんが、8月19日の立候補会見には少なくとも7人の裏金議員が同席していました。

表


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