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2024年6月19日(水)

安倍派幹部証人喚問を

会計責任者証言と食い違い

穀田氏会見

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(写真)記者会見する穀田恵二国対委員長=18日、国会内

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は18日、国会内で記者会見し、自民党安倍派の会計責任者が派閥の政治資金パーティー収入の議員側へのキックバック(還流)について、「幹部の協議で再開を決めた」などと証言したことについて問われ、「政治倫理審査会で安倍派幹部が述べた話と全く違う証言だ。証人喚問をしてこの問題を明らかにすべきだ」「真相究明をうやむやにして、政治資金規正法の改悪案を通すのは言語道断だ」と主張しました。

 安倍派事務局長で会計責任者の松本淳一郎被告は18日、裏金事件をめぐり政治資金規正法違反の罪に問われた裁判の被告人質問で証言しました。キックバックが再開された経緯について松本氏は、2022年7月に、ある幹部が「ある議員が還付してほしいと言っている」と再開の要求があったと証言。当時の塩谷立会長代理に相談し、同氏と下村博文会長代理、西村康稔事務総長、世耕弘成参院会長が参加した会合で協議が行われ、「還付しようとなった」と述べました。

 穀田氏は、衆参の政治倫理審査会に出てきた安倍派幹部らが、キックバックなどについて、会長と事務局長だけで決めていると説明してきたとして「証言が食い違っている。証人喚問に出てきてもらう必要がある」と述べました。


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