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2024年4月7日(日)

ハローワーク職員増を

宮本徹氏 定員減の反省求める

衆院厚労委

写真

(写真)質問する宮本徹議員=5日、衆院厚労委

 日本共産党の宮本徹議員は5日の衆院厚生労働委員会で、ハローワークの職員の増員を求めました。

 宮本氏は、他省庁と比べて厚労省や都道府県労働局職員の長期病休者が多いと指摘しました。厚労省の村山誠大臣官房長は、国家公務員全体の長期病休率は1・4%から1・9%、労働局では2・0%から2・8%で推移していると明らかにしました。

 その上で、そもそもの業務量が過大で、超過勤務が多くワークライフバランスの確保が難しいことなどから、省やハローワークの定員を増やし、心身の健康づくりに向けた対応強化を目指していると述べました。

 宮本氏は、ハローワークの職員1人当たりが対応する失業者数がドイツの10倍と業務過多で、2004年から20年の間にハローワークの定員を2500人も削減したことが長期病休者を生む大きな要因になってきたと厳しく批判。定員をここまで削減してきたことへの反省を求め、100人程度の定員改善では全く足りないと重ねて追及しました。

 武見敬三厚労相は「追加的に必要となる体制について、順次確保に努めたい」と答弁しました。


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