2022年4月16日(土)
自民支持者も憲法署名
党南関東ブロック 国会に2万超提出
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憲法9条の価値を丁寧に語ると「戦争やむなし」と話す人も憲法署名に応じてくれる―。日本共産党の南関東ブロックは15日、「憲法改悪を許さない全国署名」など2万超の請願署名を国会提出し、田村智子副委員長に託しました。
神奈川、千葉、山梨各県の参加者が署名を集める苦労や喜びを交流しました。
神奈川の木佐木ただまさ県議予定候補(横浜市鶴見区)は、駅頭宣伝で予備校生との対話を紹介。世界史の授業で先生が「9条を変えるべきだ」と言うが、「どうすべきか迷っているので、いろんな立場の人の話を聞きたい。友人とも議論になっている」と話しました。木佐木氏は「若者が初めて9条を意識する時代に直面している。いまこそ私たちが9条の価値を伝える時だ」と参加者に呼びかけました。
千葉県の浅野ふみ子県議予定候補(市川市)は初めて訪問した相手から「親の代から自民党支持」と言われ、けげんな顔をされましたが、ウクライナ情勢や9条でこそ平和な日本がつくれることなどを訴えると、「これなら」と憲法署名に応じた経験を紹介しました。