2021年5月9日(日)
感染阻止の役割放棄
野党合同ヒア 政府の姿勢をただす
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日本共産党、立憲民主党、国民民主党などで作る「ワクチン接種フォローアップ野党合同チーム」は7日、国会内でヒアリングを行い、厚労省などの担当者からワクチン接種の進捗(しんちょく)状況などを聞き取りました。
野党議員は、菅義偉首相の「7月末を念頭に高齢者への接種を終えたい」との発言(4月30日)を追及。「それぞれの自治体と一緒に取り組んだ結果どうしても7月に終わらないことも認めるのか」とただしました。厚労省の担当者は「全力で目標達成できるようにまずは頑張る」としか答えられませんでした。
野党議員は「日本からオリンピックの中止や延期を申し出ることは可能か」と追及。「感染が拡大して国民の命が危機にさらされた状況になったときに、国家として何もしないのは、主権国家としての役割を放棄している」と政府の姿勢を批判しました。
日本共産党の宮本徹議員が参加しました。