2019年9月3日(火)
香港 中高生・学生スト
20業界賛同の抗議行動も
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【香港=釘丸晶】逃亡犯条例改定案への反対を発端にした抗議行動が続く香港で、新学期が始まる2日、多くの中高生や大学生が授業をボイコットするストライキを行い、政府への抗議の意思を示しました。また、同日は業種をまたいだ大規模なストライキも呼びかけられ、IT(情報技術)、小売り、金融など20以上の業界団体が賛同を表明。ストは3日まで行われる予定です。
香港島中心部・中環(セントラル)のエディンバラ広場ではストに参加した中高生が集会を開催。参加した男子生徒は香港メディアに「政府は民意を聞いてほしい。問題を解決しなければ、問題はさらに大きくなる」と強調。別の男子生徒は「いま声を上げなければ、今後その機会が失われるかもしない」と言論の自由が脅かされる懸念を語りました。