六日の参院国土交通委員会で、マンション建て替え円滑化法案の参考人質疑が行われ、富樫練三議員が質問しました。
ハウジングケースワーカーの千代崎一夫氏は、マンションを長く使うために積極的な努力をすることが、最終的に建て替えを円滑に進めるためにも大切だと強調。そのために、国や自治体による共有部分のバリアフリー化のための助成制度や、金融公庫のリフォームローンを各銀行で取り扱うこと、東京都で実施している１％利子補給など、具体的に提案しました。
富樫氏は「高齢者や低所得者が建て替えの際に、慣れ親しんだマンションに住み続けられるようにするため」の施策を質問。
兵庫県住宅供給公社審議役の門田至弘氏は「お年寄りのための賃貸住宅を合築すること」と発言。千代崎氏も「高齢者が亡くなった際に行政が買い取って公営住宅にするなど、建て替えに公共が関与することは必要」と答えました。
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