2006年12月18日(月)「しんぶん赤旗」
映画「日本の青空」
憲法に愛情
市民招き撮影見学会
平和憲法を持ちつづけたいと映画「日本の青空」(大澤豊監督)の製作が進んでいます。十七日、東京都内の撮影所で、「撮影見学会」が開かれました。約四十人が参加しました。
「日本の青空」は「製作協力券」を普及し、製作費を市民や団体から募る市民参加で作られています。今回、映画に協力している市民を招き見学会を実施しました。
参加者は、実際の撮影を間近に見たり、大澤監督と懇談しました。
大澤監督は、「憲法の誕生の事実を知ってもらい、愛情も感じてほしい」と強調しました。
物語は、若い雑誌編集者が日本国憲法の作られた過程や憲法学者・故鈴木安蔵の足跡を追います。
この日、鈴木安蔵の親族も参加。長女の鹿島理智子さんは「憲法のあり方を改めて考えなきゃいけない時代に、よくぞ映画にする決断をしてくれました」と話しました。
製作協力券の問い合わせは「製作委員会」まで。電話03(3524)1565