2006年11月2日(木)「しんぶん赤旗」
運動の広がりで世論変化
教育基本法改悪許さない行動
衆院議面
全労連などでつくる「教育基本法改悪を許さない各界連絡会」は一日、衆院議員面会所で連続三日目の行動に取り組みました。
あいさつした日高教の岡田愛之助委員長が、「私たちの運動と世論が政治を変えることに確信を持ち、全力で奮闘しよう」と訴えると、参加した約七十人から「よし」との声と拍手が起きました。
近畿地方の教職員から運動の広がりや世論の変化が紹介されました。
岐阜では、教基法を学ぼうとのアピールを小・中・高の全校長に送ったところ、ある校長は全教職員の前でこの文面を読み上げ、「組合は学習会をやってください」と激励するなど、数校で学習会がはじまっていると報告。
滋賀では、首長や教育長と懇談する先月三十日からのキャラバンで、ある教育長が「急いで変えなくていい。今の教基法さえ守られていない」との発言を紹介しました。
京都では、三日の五千人集会に向け、府内の百カ所超で一斉宣伝を実施。府立高教組は改悪反対のアピールに未組合員の多くが賛同している状況を報告しました。
大阪では、職場の学習会を組合の違いを超えて共催し、PTAとの共同もすすめていると紹介。九日には府下に五百ある全駅頭で一斉宣伝し、十六日には一万人集会を開く予定で、「大阪は燃える状況をつくり、廃案にいっそう奮闘したい」との決意を語りました。
日本共産党の高橋千鶴子衆院議員があいさつしました。