2006年10月26日(木)「しんぶん赤旗」
テロ特措法
延長案 きょう採決へ
参院委 共産党「慎重審議を」
参院外交防衛委員会は二十五日の理事懇談会で、米国の対テロ報復戦争を支援するためのテロ特措法の期限を一年間延長する改悪案について、二十六日の同委員会で採決することを決めました。
日本共産党の緒方靖夫議員は「慎重審議が必要だ」と述べ、採決に反対しました。
政府・与党は、委員会の採決後、二十七日の参院本会議で可決・成立させようと狙っています。
テロ特措法は、インド洋で海上自衛隊艦隊が実施している米軍艦などへの補給活動の根拠法です。十一月一日で期限切れを迎えるため、政府・与党は成立を急いでいます。