2006年9月26日(火)「しんぶん赤旗」
全力で憲法守る時
全国革新懇が代表世話人会
全国革新懇は二十五日、都内で代表世話人会を開き、臨時国会をめぐる情勢と今後の活動方向などについて議論しました。日本共産党の志位和夫委員長が出席しました。
自民党新総裁に安倍晋三氏が選出されたことについて、「安倍氏は憲法改悪と教育基本法改悪を政権構想の柱にすえた初めての自民党総裁」などの声とともに、「いま全力を発揮して憲法と民主主義を守り抜く時。本腰を入れて革新懇の発展を」との発言が出ました。
出席者からは「自民党の支持基盤の崩壊が始まり、地方では共産党が議席を伸ばすなど政党の力関係の変化が起こっている。活動次第で情勢の打開は可能」などの声も相次ぎました。東京地裁が都教委の「日の丸・君が代」強制を違憲とした判決を出したことは教基法改悪阻止のたたかいに新たな条件をつくりだしたとの意見も出され、「改悪を阻止すれば新政権の最初のつまずきとなる。国会論戦と合わせた国民的なたたかいを巻き起こそう」との決意が語られました。
志位委員長は韓国・パキスタン訪問の成果と意義を報告しました。