2006年9月26日(火)「しんぶん赤旗」
憲法生かす都政に
知事選勝利へ 1000人がつどい
憲法が生きる都民にやさしい都政を―。革新都政をつくる会は二十五日、来春の都知事選勝利を目指す「変えよう東京! 9・25都民のつどい」を東京・千代田区の日比谷公会堂で開き、「石原都政の転換を望む広範な人々や団体と共同して、候補者の擁立をただちに実現します」とのアピールを確認しました。
つどいには千人が参加し、主催者を代表して中山伸代表世話人が「都民の苦しみに背を向けて石原知事が熱中するオリンピック問題が大争点になります。候補者も近く発表できるように努力しています。憲法を守り、都民の苦しみ、痛みの分かる知事を誕生させましょう」とあいさつ。
各界を代表して、日本大学の永山利和教授、映画評論家の山田和夫氏、杉井静子弁護士、日本共産党都議団の吉田信夫幹事長が発言しました。
このなかで吉田氏は石原都政がオリンピック招致を口実に八兆円を超える大規模開発を促進しようとしていると指摘。さらに、五輪招致のために毎年千億円を積み立てる一方で、福祉や都民施策を切り捨てる石原都政を批判。「都知事選で石原都政に審判を下し、福祉、暮らしを守る都政をいっしょにつくりましょう」と訴えました。
相楽茂治事務局長が同会のこの間の活動と都知事選勝利に向けた方針について報告。各界、地域の二十一人がリレートークし、切実な要望や都政を変えたいという熱い思いを語り合いました。