2006年8月15日(火)「しんぶん赤旗」

憲法・教基法 生かそう

島根県教組集会に1150人


 島根県教職員組合は「憲法・教育基本法改悪をとめよう 子どもと教育の未来を開く8・12県民の集い」を十二日、出雲市で開きました。各地から二十台のバスや車で千百五十人が参加しました。

 地元出簸支部などによる合唱「あなたが夜明けをつげる子どもたち」でオープニング。「小泉首相」も登場のザ・ニュースペーパーのコント「もしも、憲法・教育基本法が変えられたら」は会場をわかせました。

 多賀三雄委員長が「憲法・教育基本法を生かし、子どもと教育、平和な日本と世界の未来をきりひらこう」とあいさつしました。

 ちひろ美術館・東京副館長の松本由理子さんが「子ども、未来、命〜ちひろの思いと憲法」と題し講演。「六十年もよその国に行き人々を殺す加害者にならずにすんできたのは憲法のおかげ」と語りました。

 竹永三男島大職組委員長が連帯あいさつし四氏がリレートーク。退職教職員の会の小松マツエさんは戦争とのかかわりをふり返り「戦争で亡くなった多数の人たちが残してくれた宝が平和憲法と教育基本法と思っている」と語りました。

 舟木健治書記長が、みんなが集まり、子どもと教育、平和について語り合い、憲法・教育基本法がどれだけすばらしいものかを学び合い、危険な狙いを周囲に広げようと取り組みを呼びかけました。日本共産党の中林よし子衆院比例中国ブロック候補が来賓として紹介されました。


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