2006年5月4日(木)「しんぶん赤旗」
各地で憲法集会
憲法記念日の三日、憲法会議や地域ごとの「九条の会」主催による憲法集会が全国各地で多彩に開かれました。
このうち、評論家の加藤周一さんが講演した「5・3石川県民集会」には約千五百人が参加。「法律と現実が食い違っている場合、現実を変えて法律に近づける努力が必要だ」との加藤さんの訴えに耳を傾けました。
二千人以上が参加した名古屋市の「憲法施行五十九周年市民のつどい」では、全国革新懇代表世話人の三上満さんが「戦争は無数の人の未来を奪った。憲法九条はその上に成り立っている世界からの預かりもの」と語りかけました。
茨城・水戸市の「憲法フェスタ」には約二千人、千葉・松戸市のつどいには約千七百人、群馬・高崎市の「憲法記念日集会」には千六百人が参加し、改憲反対の世論の盛り上がりをみせました。