2006年2月24日(金)「しんぶん赤旗」

国民投票法案

自民が論点協議提案

衆院憲法特理事会 民主が賛意示す


 自民党は、二十三日の衆院憲法調査特別委員会理事会で改憲のための国民投票法案の論点を同理事会・懇談会で協議することを提案し、民主党も大筋で了承しました。

 理事会で、自民党の船田元氏は、「(国民投票法案について)イメージを共有する、論点を出し合っていく場をつくってもいいのではないか」と提案。二十二日の参院憲法調査会幹事会で民主党が「ポイントを出しあってイメージ共有を」と表明したことなどをあげ、参院でも国民投票法案について議論が始まったとの認識を持ったとのべました。これに対し、民主党の枝野幸男氏は「大筋、理事会・理事懇談会の場でやることに賛成。いつからやるかという時期、タイミングの問題だ」と表明。中山太郎委員長は「予算審議のめどをみて協議してほしい」と促しました。

 日本共産党の笠井亮氏は「そういう協議をやる時期ではない。この問題はあらためて協議を」とのべ反対しました。社民党の辻元清美氏は「持ち帰って検討する」とのべました。


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