2006年2月15日(水)「しんぶん赤旗」

ベトナム国会対外委のニン副委員長と緒方副委員長が懇談

（写真）ベトナム国会対外委員会副委員長のトン・ヌ・ティ・ニンさん（右）と懇談する緒方靖夫副委員長（中央）、笠井亮国際局次長＝１４日、党本部

　日本共産党の緒方靖夫副委員長・国際局長は、笠井亮国際局次長・衆院議員とともに十四日夕、外務省の招待で来日中のベトナム国会対外委員会のトン・ヌ・ティ・ニン副委員長と党本部で懇談しました。

　緒方、笠井両氏は、昨年ニン氏と秋に行われた国際会議で協力し合った経過があり、再会を喜びあいました。

　緒方氏は、日本共産党第二十四回大会にベトナム共産党のグエン・コア・ディエム政治局員が参加したことに感謝を表明し、アジアでの平和の大きな動きをはじめとした世界の構造変化について、大会の分析を説明しました。

　これに対しニン氏は、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）の動向や今年十一月にハノイで行われるアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議の開催について述べながら、アジアでの情勢の発展について語りました。また四月に行われるベトナム共産党第十回大会について説明しました。

　ニン氏は欧州連合（ＥＵ）大使を歴任するなど欧米との関係で豊かな経験を持っています。三人は夕食をともにしながら話を続けました。話題はアジアから欧州、アフリカやラテンアメリカまで及び、なごやかに懇談しました。