2006年2月12日(日)「しんぶん赤旗」
九条守る非核日本へ
日本原水協特別決議 行動呼びかけ
日本原水協の全国理事会は二日目の十一日、特別決議「憲法九条をまもり、非核・平和の日本を実現するために行動しよう」を採択しました。
特別決議は、改憲の動きが国連憲章の平和秩序の破壊と密接に結びついており、核戦力を主柱とする米国の圧力に迎合したものだと指摘。米軍基地を再編・強化し、米国の核戦略に日本を組み込み、自衛隊を米軍と一緒に海外で戦争する道に踏み出すことを狙っているとしています。
いま求められることは「戦争放棄の憲法と被爆の国民的体験にたつ非核の立場を国際政治に活(い)かし、核兵器廃絶と平和、国際紛争の平和的解決のために行動すること」であると強調。新署名「すみやかな核兵器の廃絶のために」の推進をはじめ非核の国際世論を強め、憲法改悪に反対するよう呼びかけるとともに、「全世界の平和運動にこの運動への連帯を訴える」とのべています。