2006年1月25日(水)「しんぶん赤旗」
関東ダンプ九条の会
協議会総会 発足を採択
「ダンプ労働者は憲法改悪を認めない」「労働者の権利を保障する憲法を守ろう」―。関東一都六県の建交労ダンプ支部が結集する関東ダンプ協議会(寺田幸雄議長、約四千人)は二十二日、埼玉県幸手市で第五回定期総会を開き、各支部代表八十人が参加しました。
総会では、山内健人事務局長が公共工事減少による「仕事減少、単価切り下げ」「燃料高騰」などダンプ労働者への負担増に対するたたかいと組織拡大の強化を報告。また、平和を守る運動と労働組合運動の存続をかけるたたかいを強化するため、全国各地で広がっている「九条の会」のとりくみにも呼応し、「関東ダンプ九条の会」発足を提案。採択されました。
総会は、建交労本部の佐藤陵一委員長を講師に憲法学習会を開き、「自民党および財界・大企業の憲法改悪のねらいは何か」「太平洋戦争はアジア、日本国民にどんな被害を与えたのか」「北朝鮮脅威論」を約一時間にわたって学びました。
伊藤東一副議長が行動提起。勤労者通信大学・憲法コース受講、反対署名および宣伝行動、各支部での「九条の会」結成をよびかけました。