2006年1月21日(土)「しんぶん赤旗」
憲法守る決意
国民投票法案に反対/運動広く
市民ら国会行動
幅広い市民団体でつくる「5・3憲法集会実行委員会」は二十日、国会内で、「小泉内閣の改憲暴走許すな!緊急院内集会」を開きました。
立ち見であふれる百七十人を超える人たちが会場を埋め、「憲法改悪のための国民投票法案を提出させない」「憲法制定六十周年にふさわしい運動を広げていこう」と確認しました。
「GPPAC JAPAN(ジーパック・ジャパン)」(武力紛争予防のためのグローバルパートナーシップ)の川崎哲氏と日本青年団協議会の田中潮氏が連帯あいさつしました。
川崎氏は、世界的なNGO諸団体が参加したGPPACの国際会議で採択された「世界行動宣言」が憲法九条を平和の土台として高く評価していると紹介。「世界が九条に期待していることを確信し、運動していきたい」とのべました。
田中氏は、訪問した北海道・網走で、青年が反戦の芝居で声を上げている事例に触れ、「若者は無関心ではない。青年運動のなかにいて確信している」と話しました。
同実行委員会の構成団体の代表も次つぎにあいさつし、憲法を守る決意を語りました。
日本共産党からは九人の国会議員が参加し、一言ずつあいさつ。笠井亮衆院議員が代表であいさつしました。糸数慶子参院議員や社民党の党首、国会議員も参加しました。