2006年1月21日(土)「しんぶん赤旗」
憲法改悪反対闘争を強化
全国革新懇が代表世話人会
■11月に岡山で全国交流会
平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇)は二十日、東京都内で代表世話人会を開き、活動報告や当面する情勢について討議しました。六月十七日に総会を開くほか、十一月に岡山県で一泊二日の日程で全国交流会を開くことを決めました。
活動報告では、全国の地域や職場で革新懇をつくる運動が進んでいること、憲法ブックレットの普及や署名活動など憲法改悪反対闘争の取り組みが報告されました。この中で、九条を守る署名を団地などを重点に全戸訪問で取り組んでいる大阪府寝屋川革新懇の活動などが紹介されました。
情勢の討議では、▽小泉内閣が進める「構造改革」があらゆる面で破たんし国民との深刻な矛盾を生んでいること▽国会をめぐる情勢では、耐震強度偽装問題で自民党政治家の名前があがるなど、自民党に極めて深刻な状況が生まれ、今後の政局は予断を許さないこと▽首相の靖国神社参拝問題など小泉内閣の外交は完全に行き詰まり、米軍再編問題をめぐっては全国の自治体でのたたかいが広がっている――など、広範な国民とともに政治の革新をめざす革新懇にとって面白い情勢が広がっているという意見が出されました。
憲法改悪を阻止する運動の発展について、国民の幅広い結集をめざす「九条の会」の運動や「憲法改悪反対共同センター」の取り組みとともに、革新懇の運動もさらに強めていくことが確認されました。