2005年11月14日(月)「しんぶん赤旗」
私立高に援助もっと
埼玉 高校生フェスに2500人
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埼玉私学高校生交流フェスティバル「愛・たま高校生フェス」が十三日、さいたま新都心で開催され二千五百人が参加しました。
今年五月、私学助成拡充運動のさかんな愛知県の私学フェスを見に行った高校生たちが「愛知の次は埼玉が盛り上がる!」と高校生自身が企画しました。
それぞれの表現で高校生の可能性をアピール。ダンスを披露し会場をわかせた高校生は「すーごい楽しかったです! 学校は暖房・冷房がなく『私立なのになんで』って思う。先生は友達感覚で話せるしとてもいい学校なので、県は私立高校にもっと援助してほしい」と話します。
学内の「生徒がつくる授業」を発展させ、アフリカ・ウガンダの少年兵の実態について報告した生徒は「私学でこういう取り組みもしていると伝えることができたのでは」と話します。
高校生アピールをした実行委員は「私立と公立の差がありすぎるのはおかしい。学びたい学校で学ばせてください」と訴えました。