2005年7月9日(土)「しんぶん赤旗」
障害者「自立支援」法案
13日に委員会採決
自民提案、民主受け入れ
衆院厚生労働委員会の理事会が八日開かれ、鴨下一郎委員長(自民党)が障害者「自立支援」法案について十三日の委員会採決を提案し、民主党もこれを受け入れて合意しました。日本共産党の高橋千鶴子議員は強く反対しました。
採決について自民党は、「当初約束した三十時間の審議を超えている」と指摘。これにたいし民主党筆頭理事の五島正規議員も、留保されている答弁、資料提出をおこなうことを条件としつつ十三日採決の提案に賛成しました。
これにたいし日本共産党の高橋議員は、この日与党が提出した修正案を見たばかりであり、さらに審議が必要にもかかわらず、この場で採決を決めることは絶対に認められないとのべ、反対しました。