2004年9月27日(月)「しんぶん赤旗」
日本共産党の市田忠義書記局長は二十六日、村岡兼造元官房長官の起訴について次のコメントを発表しました。
元総理である橋本龍太郎氏にかかわる事件であり、その橋本派の会長代理だった村岡兼造元官房長官が政治資金収支報告書への不記載を指示したといわれているわけだから、在宅起訴は当然だ。
日歯連の献金は国民政治協会から自民党本部を経由して同党議員に流れたとみられており、この問題は一派閥にとどまらず、自民党全体の問題だ。国会の場へ関係者を呼び、真相の究明と再発防止に必要な措置を講ずるべきである。
この問題の根本には、企業・団体からの献金が事実上、野放しにされていることにあり、その全面禁止が必要である。