2004年6月16日(水)「しんぶん赤旗」
【北京=小寺松雄】中国外務省は十五日、北朝鮮の核問題をめぐる第三回六カ国協議が二十三日から二十六日までの四日間、北京で開かれると正式に発表しました。これに先立って二十一、二十二日には議題などを調整する次席代表級の作業部会が同じく北京で開かれます。
中国外務省の章啓月報道官が十五日の記者会見で明らかにしました。
六カ国協議には北朝鮮、米国、中国、日本、韓国、ロシアが参加。章報道官は「北朝鮮の核問題を対話によって平和的に解決するため、さらに論議を深める」と、その意義を強調しました。
各国代表団名簿などは追って発表されますが、章報道官は、議長役はこれまで通り王毅中国外務次官の見込みであると述べました。